賃貸物件の「仮押さえ」はできる?キャンセルしたいときはどうすれば良い?

賃貸物件の「仮押さえ」はできる?キャンセルしたいときはどうすれば良い?

「この物件も良いけどあっちの物件も気になる!」と賃貸物件で迷ってしまったとき、仮押さえをしたいと考える方も少なくないでしょう。
実際、賃貸物件探しで仮押さえはできるのでしょうか?
この記事では、賃貸物件の仮押さえができるかどうか、仮押さえの意味や入居申し込みのキャンセルについて解説いたします。

賃貸物件の仮押さえはできる?

不動産の契約は早い者勝ちであり、「申込」をした方から審査を受けられるようになっています。
申込をすると入居審査がおこなわれ、審査にとおれば契約へと進みます。
そのため申込をせずに、とりあえずキープしておきたいという意味で、物件を仮押さえすることはできません。
もし、物件を押さえておきたいのであれば、しっかりと申込をする必要があります。

賃貸物件における仮押さえの意味とは?

そもそも賃貸物件において、仮押さえは入居申込のことを意味します。
もし不動産会社から「仮押さえしますか?」と聞かれても、それは「入居申込をしますか?」と聞かれているのと同じです。
物件によっては「預り金」が必要な場合もありますが、契約しなかった場合はこの預り金は原則返金されます。
一方で、地域によっては、2~3日程度なら申込無しで物件を仮押さえできるので、まずは不動産会社に相談してみると良いでしょう。

仮押さえした賃貸物件をキャンセルできる?

事情が変わった場合やより魅力的な物件が見つかった場合など、入居申込をして仮押さえした賃貸物件をキャンセルしたい場合もあるでしょう。
キャンセルできるかどうかは「賃貸借契約を結んでいるかどうか」で左右されます。
入居審査の前後で、まだ賃貸借契約を結んでいない場合は、基本的にキャンセルが可能です。
不動産会社に連絡し、キャンセルしたい旨とその理由を丁寧に伝えましょう。
申込時に支払った申込金も、このタイミングで返金されます。
一方で、すでに賃貸借契約を結んでしまっている場合は、キャンセルではなく「解約」扱いになります。
物件によっては短期解約違約金が設定されており、違約金を支払うことになる可能性も高いです。
さらに、契約後は申込金の返金義務もなく、申込金が返金されないこともあるので注意しましょう。
また、入居審査に落ちてしまった場合も、自動的にキャンセル扱いになります。

賃貸物件の仮押さえはできる?

まとめ

賃貸物件の仮押さえとは、一般的に入居申込をおこなうことを意味します。
そのため物件をキープするために、申込無しで仮押さえをおこなうことはできません。
申込後でもキャンセルは可能ですが、賃貸借契約を結んだ後は違約金が発生する可能性が高いため注意しましょう。
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