築年数が古い賃貸物件とは?築年数が古い物件の選び方も解説

築年数が古い賃貸物件とは?築年数が古い物件の選び方も解説

どのぐらいの築年数から、築年数が古い賃貸物件とみなされるか知っていますか?
賃貸物件はできるだけ新しいほうが良いと考える方は多いですが、築年数が古い賃貸物件にもメリットは存在します。
今回解説するのは築年数が古い賃貸物件の定義や選ぶメリット、築年数が古い賃貸物件の選び方についてです。

築年数が古い賃貸物件の定義とは

法律で何年から築年数が新しい・古いと決められてはいません。
しかし、築30年以上の賃貸物件は築古物件とみなされることが多いです。
年数ではなく、物件の状態で古い賃貸物件と新しい物件が区別されることも少なくありません。
たとえば耐震基準が旧耐震基準である、古い設備が備え付けられている、耐用年数を過ぎているといった条件に当てはまる物件は「古い」とみなされる可能性が高いです。
設備の古い新しいは10年が目安、耐震基準は2000年6月以降に建てられているかが目安になります。
鉄筋コンクリートの建物の耐用年数は47年と定められていますが、これは法律上の数字で実際に人が住めなくなる年数ではありません。

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築年数が古い賃貸物件に住むメリット

築年数が古い賃貸物件に住むメリットは、物件数が豊富なことです。
選択肢が多いため、希望する立地・間取りなどの条件を満たす部屋が見つかりやすくなります。
もちろん、家賃が安いところが多いのも大きなメリットです。
駅近くの便利な場所で、家賃はできるだけ抑えたいと考えるなら築年数を妥協することを検討してください。
また築年数が古い賃貸物件は、レトロな雰囲気を持っています。
たとえば畳の部屋のほうが落ち着いて過ごせると考える方なら、家賃の節約も兼ねて築年数が古い賃貸物件を選ぶのもアリでしょう。

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築年数が古い賃貸物件の選び方

築年数が古い賃貸物件に住むとき、多くの方が気にするのは安全性です。
安全性重視で選ぶなら、新耐震基準に沿って建てられている物件、新耐震基準を満たすようリフォームがなされている物件を選んでください。
外壁や屋根・軒裏など重要な部分のメンテナンス状況で選ぶのもおすすめです。
選び方で優先したいポイントが家賃の場合、築30年以上のところが狙い目になってきます。
ただし築30年を過ぎていると、設備や内装にどうしても古さが目立つ部分が多くなるのは仕方ありません。
気になる場合、大家さんにリフォームの許可をもらえないか相談し自分で見た目を改善するのも手です。

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築年数が古い賃貸物件の選び方

まとめ

法律上で築何年から築年数が古いとする定義はありませんが、新耐震基準以前の物件などは古いとみなされやすくなります。
築年数が古い賃貸物件を選ぶメリットは、好立地でも家賃が安い物件の選択肢がたくさんあるところです。
ただし、メンテナンス状況についてはしっかりチェックしましょう。
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