賃貸物件で子どもが生まれたときの報告先は?トラブルを防ぐ対策も解説

賃貸物件で子どもが生まれたときの報告先は?トラブルを防ぐ対策も解説

アパートなどの賃貸物件においては、子どもが生まれると泣き声などによって迷惑をかける傾向があり、他の入居者との間でトラブルが発生しかねません。
契約内容によっては、退去を命じられる可能性があるのをご存じでしょうか。
この記事では、賃貸物件において子どもが生まれたときの報告先やトラブルを防ぐ対策についても解説するので、賃貸物件への入居を予定している方はお役立てください。

賃貸物件において子どもが生まれたときの報告先

賃貸借契約を結ぶときには管理会社や大家さんに対して入居者を示すとともに、変更が生じた時点で報告するよう契約書に規定されているのが一般的です。
したがって、家庭の事情などによって契約後に入居者が増減する際や子どもが生まれたときには、管理会社と大家さんに報告する必要があります。
なお、連絡先がわからないなど、お付き合いのない大家さんの場合でも、管理会社へ依頼して大家さんへ伝えてもらいましょう。
賃貸物件においては、関係者と摩擦を起こさないようにするのが平穏に暮らすうえで重要なポイントになります。

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賃貸物件で子どもが生まれたときには退去と定められているケース

子どもが生まれると泣き声などによって他の入居者との間でトラブルが発生するケースがあり、賃貸借契約書の特約などにおいて退去するよう定められている可能性があります。
ただし、公序良俗や常識に反するとして特約事項は認められず、無効となる可能性が高いでしょう。
契約によって定められていたとしても、子どもの誕生を理由に立ち退きを求めることは認められません。
したがって、大家さんが、どうしても入居者を退去させたいときには、相応の立ち退き料を支払う必要があります。

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賃貸物件で子どもが生まれたときに近隣トラブルを防ぐ対策

出産にあたっては管理会社や大家さんへ報告するだけではなく、近隣トラブルを未然に防ぐうえで、隣室や上下の部屋の方に挨拶しておくと良いでしょう。
また、泣き声や騒音を響かせないよう、出産前から騒音対策を準備しておくのが得策です。
防音マットやカーペットを敷くほか、壁に防音シートを貼るなど、手軽にできる騒音対策が数多くあります。
ホームセンターなどで市販されているものを利用して対策しておくだけでも、泣き声などによる迷惑を抑える効果が見込めるでしょう。
また、隣室に面した壁に背の高い家具や本棚を移動させたり、防音カーテンを使ったりするのも効果的です。

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賃貸物件で子どもが生まれたときに近隣トラブルを防ぐ対策

まとめ

賃貸物件では、契約後に入居者が増えた場合、管理会社や大家さんに報告する必要があります。
子どもが生まれると近隣トラブルが発生しやすくなるため、防音対策を施し隣室や上下の部屋の方に挨拶しておくと良いでしょう。
契約書に子どもの誕生を理由に退去が記載されていても、公序良俗に反する内容は無効となる可能性があります。
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