賃貸物件の洗面台は勝手に交換しても良い?交渉やDIYの方法を解説

賃貸物件の洗面台は勝手に交換しても良い?交渉やDIYの方法を解説

賃貸物件の洗面台が古びていたり、水漏れが生じたりして交換したくなるタイミングがあります。
しかし、賃貸物件の場合、自分で手を加えられる範囲には制限があり、事前の確認は欠かせません。
そこで今回は、賃貸物件の洗面台は勝手に交換しても良いのか、交渉やDIYの方法を解説します。

賃貸物件の洗面台は勝手に交換しても良い?

賃貸物件の洗面台は、基本的には勝手に交換してはいけません。
入居者には原状回復義務があり、勝手に洗面台を交換すると退去時に元の状態に戻す義務が生じます。
故障などで修繕や交換が必要な場合でも、まずは貸主に許可を求めなければいけません。
つまり、賃貸物件でDIY可能な範囲とは貸主の許可があり、原状回復できることが前提となります。
なお、契約書にDIYやリフォームを自由にしても良いと書かれている物件は例外です。

▼この記事も読まれています
賃貸物件の「駅徒歩10分」はどれくらいの距離?実際に10分で着く?

賃貸物件で洗面台の交換を交渉する方法

賃貸物件で洗面台を交換したい場合、貸主に対し交渉自体はしてもOKです。
貸主には、物件や設備に不具合に対して修繕をおこなう義務があります。
洗面台が壊れて使えない場合は、交渉に応じて修繕をしてもらえる可能性が高いです。
一方で、使用上問題はないものの、色が古びているなどの理由で借主が洗面台を交換したい場合、貸主には交換する義務はありません。
また、物を落として洗面ボウルを割ったなど、入居者の過失で破損した場合、貸主は修繕義務を負いません。
貸主が義務を負わない交換・修繕については、交渉に応じてもらえない可能性があることを覚えておきましょう。

▼この記事も読まれています
賃貸物件の2年契約は途中解約できるの?違約金や注意点について解説

賃貸物件の洗面台のDIY方法

賃貸物件の洗面台の雰囲気を変えたい場合、原状回復ができる範囲でDIYを楽しむことができます。
たとえば、鏡を取り替えるのは手軽なDIY方法のひとつです。
ネジだけで取り外し・取り付けができ、既存の鏡はしっかり保管しておけば退去時の原状回復も簡単です。
キャビネットタイプの鏡を選べば、収納を取り付けることもでき、一石二鳥になるでしょう。
洗面台の扉部分や壁をリメイクシートでアレンジするのも良い方法です。
古びた印象を一新できるだけでなく、水はねによる汚れを防止することもできます。
原状回復のために、DIYにはすべて貼ってはがせるアイテムを使用するように心がけましょう。

▼この記事も読まれています
賃貸借契約の「鍵交換費用」は誰が負担すべき?注意点も解説

賃貸物件の洗面台は勝手に交換しても良い?

まとめ

賃貸物件の洗面台は、貸主の許可なく勝手に交換してはいけません。
入居者の過失なく通常使用していて故障した場合には、貸主に修繕の責任があるため、交渉に応じてもらえる可能性が高いです。
原状回復ができる範囲のDIYとしては、鏡の交換やリメイクシートを貼るなどの方法で洗面台の雰囲気を変えられます。
大阪市城東区周辺の不動産情報ならクラスモ深江橋店にお任せください。
「くらし・もっと・たいせつに」をモットーにお客様のご要望に真摯にお応えします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。