賃貸物件の退去時に立会いは必要?流れや準備すべき持ち物についても解説

賃貸物件の退去時に立会いは必要?流れや準備すべき持ち物についても解説

賃貸物件を退去する際には、立会いの手続きが発生しますが、その目的や流れを正しく理解している方は少なくありません。
事前に必要な準備を整えることで、余計なトラブルを回避しスムーズな退去が可能になります。
本記事では、賃貸物件の退去立会いの概要と流れ、そして必要な持ち物について解説いたします。

賃貸物件の退去立会いとは

賃貸物件の退去立会いとは、部屋の現状を貸主と借主が一緒に確認し、傷や汚れの有無、修繕費の負担について協議する手続きのことです。
法律上の義務ではありませんが、立会いがおこなわれない場合、退去後に借主へ一方的な修繕請求がされるリスクがあるため、実施することが一般的です。
所要時間は、物件の広さによって異なりますが、ワンルームなどの一人暮らし向けの部屋であれば20~30分程度、広めの物件でも30~40分程度が目安とされています。
また、立会いは明るい時間帯におこなわれることが多く、その場で鍵の返却もおこなわれるケースが一般的です。
なお、退去の際にかかる費用については、基本的には借主が一部を負担することになりますが、経年劣化に該当する部分については費用負担が発生しないことが多いです。

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退去時の立会いの流れ

退去時の立会いの流れは、まず引っ越しを終えて、部屋の中を空にしておくことから始まります。
また、水道・電気・ガスなどの解約も済ませておくと、スムーズに立会いに移ることが可能です。
立会い当日、管理会社や大家が部屋を訪れ、壁や床、設備の状態などを細かく確認していきます。
その際、自然な経年劣化によるものか、借主による損傷かを区別することが大切です。
さらに、必要に応じて修繕費が見積もられ、内容に納得すれば書面に署名し、鍵の返却をもって立会いは完了です。
一部のケースでは、後日見積書が送付され、その内容を確認してから同意の署名をおこなう方法もあります。
なお、事前に契約書を再確認し、退去時の負担範囲や特約の有無を把握しておくことで、不当な請求を防ぐことにもつながります。

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賃貸物件の退去立会いに必要な持ち物

退去立会いには、いくつかの持ち物を準備しておくと安心です。
まず必要なのが賃貸借契約書で、原状回復に関する条文が明記されているため確認に役立ちます。
また、スペアキーを含めたすべての鍵の返却も必要となるため、忘れずに用意しておきましょう。
身分証明書、筆記用具、印鑑、敷金の返還に必要な銀行口座情報なども持参しておくと、手続きがスムーズに進みます。
さらに、入居時に撮影した写真や動画があれば、既存の傷や汚れを証明できる資料として有効です。
当日の様子をスマートフォンなどで記録しておくと、後日の確認や万一のトラブル防止にもつながります。
準備を万全にしておくことで、退去時のストレスを軽減し、円滑な手続きが可能になります。

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退去時の立会いの流れ

まとめ

退去立会いとは、借主と貸主が原状回復や費用負担を話し合う大切な手続きです。
立会いは、約20~40分程度で完了するため、事前準備をおこない、スムーズに進めましょう。
契約書や鍵のほか、記録用の写真などを持参することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
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